いろんなこと。

昨日の記事にも書いたように

自分の人生は笑いでいたい。と

 

だからなのか?

悩みもない

苦労も知らない人とみられがちですが。笑

 

わりと

波瀾万丈でして。笑

 

幼少期から

父の借金からはじまり

母の夜のお仕事

 

父はほとんど家にも帰らず

父の思い出も少ない。

 

そして

私が中学の時

『父が倒れた』との連絡が入り

その時、母はお店の買い出しでいなく

姉と姉の友達と、友達のお母さんと病院へ

 

父は脳梗塞で命も危うい状態でした。

 

その時、見知らぬ女性もおり、腕の中には可愛らしい赤ちゃん

 

どうやら

その女性の所で父は倒れたらしい。

 

そして

なんだか胸騒ぎ。

 

明日は学校もあるからと家に戻り

いろんなことでバタバタとしていて

1週間位たったのだろうか?

 

母が泣きながら

『あそこにいた女性は父の愛人。赤ちゃんはあなた達の腹違いの子』と

 

やっぱり。。。

 

あの時の私の胸騒ぎは間違いなかった。

 

そんな時、私は

『昼ドラか?』と心の中でつぶやいていたと思う

 

現実なのか?

非現実なのか?

まだ、中学生だった私は何がなんだかわからなかった。

 

父もだいぶ命をさ迷い

しばらく

植物人間。

 

周りのかたから

『お父さん、戻ってきて』

 

と声をかけてあげてと言われましたが

 

なんだか言えない自分。

心の葛藤。

 

この先どうなるんたろう?

 

母も姉も私も

 

そんなことばかりが、頭をよぎる。

 

父がこの世界に戻ってきても幸せになるのか?

 

こんな事を考える私は悪魔に心を渡してしまったのか?

 

そんなことをずっと考えていた。

 

そして

病院から家に戻ると母は泣いてばかりいた。

 

姉も泣いて部屋に閉じこもり

私は母の愚痴を散々聞いて

お悩み相談係。

  

ああ、この時から私はインナーチャイルドが癒されてなかったんだなと

 

『死んでしまおうか?』と母は言った

 

『生きよう』と私

 

『生きてれば絶対に神様はみてる』

 

『高校も行かなくても良いし』

 

『生きよう』と

 

母はまたお店を再開した。

 

『焼き鳥や』

 

学校が終わると焼き鳥を焼いたり

お皿洗いを手伝ったり

 

一番嫌な仕事は

お客さんのビールつぎ。

 

だから、今は飲み会でもビールつぎをしたくないのは

ここからきてるんだなと。笑

 

酔っぱらいの大人たちを散々みてきた。

 

世の中はつらいことばかりと

愚痴を散々聞かされてきた。

 

同級生の男子からも『やきとりや~』と散々からかわれて。笑

 

男の人が苦手になったのもここからなんだなと。笑

 

でも、今は色んな事が理解できるようにもなった。

 

父の苦しみも

男の人がこの社会で生きていく大変さ

逃げたくなるのもわかる。

 

みんなが何度も何度も挫折して心折れても

立ち上がる。

 

人はつよい。

 

男性は格好良い

 

素晴らしいと本当に思う。

 

この世の中に無駄なことは何一つない。

 

そして

私の中学時代は世間一般で言うと

割りと『可哀想』にみえのるかもしれない。

 

けれど私は

この経験があるからこそ

今『セラピスト』になろうときめた土台があるのだな。と

そう思えて仕方ない

 

神様はイタズラが大好きで

じらすんだな~と

 

じっくり、ゆっくり本人に体験させながら

教えてくれるのだな。と

 

私の中学時代はまたまだ波乱が続くのだけど。笑

 

これもすべて自分で決めてきたこと。

 

空の向こうで自分のシナリオ書いたんだね。

 

生まれる前から。

決めてきたこと。

 

闇も光も知りたくて。

闇が深ければ深いほど光の大切さや

光をありがたく感じるもの

 

光の体験も倍増するものだから

 

そして 

今は自分の人生に責任をもち 

枠は要らない

社会のルールは本当にちっぽけなものだとわかり

 

 

 

父も命は助かったものの

右手右足半身は障害も残り

左の脳は機能せず話すこともままらなくなった

 

性格も温和と化していた。

すべて笑ってごまかす人へと。笑

 

私がある時

『私の弟(異母兄弟)の名前はお父さんがつけたの?良い名前だね』と

言うと

にこにこ~と笑って終わる

 

内心

こんにゃろ!とも思った時もあるけれど。笑

 

なんだか、和んでしまう。

 

笑うってすごいんだな~と

教えられたように思う

 

そんな父は津波で空にいってしまったけど

社会で生きていく苦しみのもがいた顔よりも

笑いの顔しか思い出せない。笑

 

ある意味、役得。

 

父の歪んだ愛情は今も心に刻まれている

 

私はいろんな体験んしてきた

 

でも自分が可哀想とも想わなければ

私は幸せと思えるまでになった。

 

そして

セラピストとして沢山の方の話を聞く。

 

闇も良いものだと

光へ変わるから

 

その体験があるからこそ人の様々な想いが

わかるものなんだなぁと。

 

こうしてさらけ出すには本当は抵抗もある。笑

 

同級生だって、みてるんだもの。

 

でも

伝えるのは決して不幸自慢をしたいのではなく

辛いときは一時。

 

闇も光へと変えられる  

 

笑って生きていける。

 

辛いのは自分だけじゃないんだよ。と

 

いろんな人に伝えていきたい。

 

だから、乗り越えていこう。

 

いろんなこと。

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